飯山市

季節の話題
TOPICS IIYAMA
2005-2006

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季節の話題 TOPICS IIYAMA 2005-2006

 このページは、管理人ひろさくが各地を訪ね拾い集めた「季節の話題」のなかから、徒然なるままに書き記したものです。特定の分野に限定せず、管理人の思いつくまま、気の向くまま、町や村の話題を取り上げていますので、関心を持たれた場所だけご覧ください。更新は不定期ですのであしからず。

 TOPICS IIYAMA 2005-2006
  実りの秋を迎えた「福島棚田」 ( 2006. 9. 23 )
  【北信州花回廊】 あじさい寺・戸狩温泉 高源院 ( 2006. 7. 17 )
  第二十二回奥信濃特産まつり 開催! ( 2006. 7. 2 )
  第二十三回いいやま 菜の花まつり イベント日程 ( 2006. 4. 29 )
  飯山城址公園のサクラと雪塊 ( 2006. 4. 29 )
  ゆきは きみへの おくりもの 第二十四回いいやま雪まつり ( 2006. 2. 11 )
  飯山市・信濃平 第六回かまくら祭り ( 2006. 2. 11 )
  豪雪に見舞われた飯山市内 ( 2006. 2. 5 )
  飯山市・富倉 富倉新そば祭り ( 2005. 11. 13 )
  きのこ展 ( 2005. 10. 2 )
  飯山市・戸狩 満開のあじさい ( 2005. 7. 16 )
  飯山市・富倉 とみくら山菜まつり ( 2005. 5. 8 )
  第二十二回いいやま 菜の花まつり 開催! ( 2005. 5. 5 )
  【日本の原風景を歩く】 いいやま寺まちめぐり ( 2005. 5. 5 )
  第二十二回いいやま 菜の花まつり イベント日程 ( 2005. 4. 15 )
  「飯山応援団 菜の花大使」会員募集 ( 2005. 4. 14 )
  【花の駅 千曲川】 小さな春を見つけた♪ ( 2005. 4. 10 )
  木島平スキー場にもまだ残雪が… ( 2005. 4. 10 )


 実りの秋を迎えた「福島棚田」 ( 2006. 9. 23 )
福島棚田
福島棚田
 「日本の棚田百選」に認定されている「福島棚田」は、菜の花畑で知られる飯山市瑞穂地区の南方、千曲川を望む傾斜地にある。
 江戸時代に開発された歴史的にも価値のある「棚田」だったが、減反政策や後継者不足などから近年は荒廃化が進んでいたという。
 そうしたなか、地域の美しい「棚田」を後世に残そうと、平成十年、地元有志らが「福島棚田保存会」を発足。「棚田」の整備を続ける一方で、地元の飯山市立東小学校とも連携し、「田植え」や「収穫」など、子どもたちの農業体験学習の場として提供する等の活動を続け現在に至っている。
 平成十七年、「農林水産祭参加豊かなむらづくり全国表彰事業」で農林水産大臣賞を受賞。

 <管理人ひとこと>
 実りの秋を迎えたこの時期、国道 117号線沿いにある道の駅「花の駅 千曲川」からも、黄金色の筋が何段にも重なった「福島棚田」の様子を望むことができます。実際に現地に車で出かけてみますと、これが大変な急坂で、これだけの傾斜地なら開墾を続けていけば、自然と「棚田」にもなるよなぁ…、と感心してしまうくらい。基礎部分に組まれている石垣も立派で、この急坂によくぞこれだけ重厚な構造に仕上げたものだ、と大変驚かされました。
 さて、この「福島棚田」の上部には、映画『阿弥陀堂だより』の舞台にもなった、あの「阿弥陀堂」があります。管理人もそこまででかけてみようか…と思ったのですが、「休憩小屋さんべ」のある遊歩道の入口に、なんと!「熊に注意」という看板が掲げられており、「阿弥陀堂」までは僅か四百メートル足らずの距離でしたが止む無く断念しました。今年は異常なほど「熊」の出没情報が伝えられており、鈴の用意もなしに単独行動は危険と感じたからです。瑞穂地区での民家に「熊」が出没し、ケガをされた方がおいでだったとか。もしお出かけされる方は、十分ご注意くださいね。

この記事は、平成 18年 9月 23日に取材・撮影したものです。
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戸狩温泉 高源院のあじさい
あじさい寺・戸狩温泉 高源院

 【北信州 花回廊】 あじさい寺・戸狩温泉 高源院 ( 2006. 7. 17 )
 飯山市戸狩温泉にある高源院の”あじさい”が見ごろを迎えている。
 今年は、戸狩観光協会と木島平村観光協会が共同で「雪国の夏を巡る 北信州 花回廊」と題したキャンペーンを展開。二十三日まで、会場( 地図 )ではさまざまなイベントが企画されている。

この記事は、平成 18年 7月 17日に取材・撮影したものです。
【花回廊 北信州】キャンペーン・木島平 稲泉寺の”ハス”は こちら から。
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 第二十二回奥信濃特産まつり 開催! ( 2006. 7. 2 )
ジャンボ流しソーメン
ジャンボ流しソーメン
 「仏壇の町」で知られる飯山市愛宕町で二日、恒例の「奥信濃特産まつり」(主催:飯山仏壇事業協同組合)が開催された。
 会場では、特産品の仏壇を組み立てる際に使われる蒔絵や彫刻、彫金、金箔押し等の無料体験コーナーが設けられ、参加者はベテラン職人のアドバイスを受けながら、小皿に蒔絵を施したり、オリジナルの彫金しおりの製作に取り組んでいた。
 また、歩行者天国となった通りでは、長さ百メートルの「ジャンボソーメン流し」(写真)や、メイプルリーフ金貨が当る抽選会が行われ、会場は終日賑わいを見せていた。

<管理人ひとこと>
 イベント当日は、飯山市伝統産業会館・飯山市美術館が無料開放されていましたので、伝統工芸品である飯山仏壇や飯山地方の特産品である内山和紙の製作行程や飯山市出身の日本画家・長谷川青澄画伯の作品を鑑賞してきました。また、イベントの抽選会では、抽選機からポロっとでたのが青玉…。お〜青玉は何が当るのかなぁ…とワクワクしていると、なんと!「ドラ焼き」一個(笑)。ありがとうございました♪

この記事は、平成 18年 7月 2日に取材・撮影したものです。
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 第二十三回いいやま 菜の花まつり イベント日程 ( 2006. 4. 29 )
菜の花公園(道の駅千曲川から)
菜の花公園(瑞穂)
 今年で二十三回目の「いいやま 菜の花まつり」(主催:いいやま菜の花まつり実行委員会)が五月三日(水)から五日(金)の三日間、飯山市瑞穂の「菜の花公園」で開催される。
 期間中は、菜の花まつり会場と臨時駐車場の瑞穂グランド( 地図 )間でシャトルバスが運行されることになっている。駐車場では、協力金として普通車三百円、二輪車百円、バス等大型車千円が徴収される。
 また、会場では、地元特産品や農産物を販売する「菜の花商店街」や、地元の「菜の花さかせる会」による「菜の花迷路」、午後七時から午後十時まで「菜の花公園」のライトアップなどが予定されている。

<管理人ひとこと>
 写真は、二十九日(土)に「道の駅千曲川」から撮影した「菜の花公園」周辺の様子です。例年だと四月下旬ともなれば黄色の絨毯模様が見られる菜の花公園一帯ですが、今年は、四月に入ってからも寒い日が続いたため、菜の花の成長も遅れており、開花までに至っていない状況です。

時間帯催し物催し物の内容
 ・ 5月 3日(水・祝)
10: 00 〜 11: 00開会セレモニー地元小学生によるパレード
10: 00 〜 15: 00野点(お茶席)(主催:菜の花さかせる会)
10: 00 〜 14: 00菜の花オリエンテーリング(主催:菜の花さかせる会)
11: 00 〜 12: 30
13: 30 〜 15: 00
写真撮影会
11: 00 〜 12: 30餅つき大会(主催:菜の花さかせる会)
 ・ 5月 4日(木・祝)
9: 30 〜 15: 00第五回朧月夜音楽祭
10: 00 〜 15: 00野点(お茶席)
 ・ 5月 5日(金・祝)
11: 00 〜 13: 00菜の花コンサート出演:フレンチカフェ
11: 00 〜 11: 30
13: 00 〜 13: 30
北信州の
マスコットがやってくる

11: 00 〜 12: 30餅つき大会(主催:菜の花さかせる会)

 飯山市役所農林課 飯山市大字飯山 1110-1
 TEL 0269-62-3111 FAX 0269-62-6221
  飯山市ホームページ

この記事は、平成 18年 4月 29日現在ものです。
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サクラが満開の飯山城跡
サクラが満開の飯山城址公園

 飯山城址公園のサクラと雪塊 ( 2006. 4. 29 )
 飯山城址公園(写真:中央左)のサクラがようやく満開となり見ごろを迎えている。四月にはいってからもなかなか気温が上がらず、やや遅れての開花となったが、その後は暖かい陽気が続き、四百本といわれる園内のソメイヨシノが満開となった。「桜まつり」は来月七日まで。期間中は、ぼんぼりの点灯があるほか、臨時の花見小屋や露店なども出店する。

<管理人ひとこと>
まだまだ残る雪塊
河川敷の雪塊
 二十八日の信濃毎日新聞朝刊に「雪捨て場 まだ3メートルの雪」という記事が掲載されていました。今冬、飯山市内では観測史上例のない豪雪に見舞われ、自衛隊に出動を要請するほどでした。除排雪した雪は中央橋周辺の千曲川河川敷など市内各地に分散して捨てられ、例年だと四月には融雪が進み、特別の作業も必要ないようですが、今年は春になっても寒い日が続いたことから、四月下旬になっても未だに堆く積み上げられたままで、何台もの重機が融雪にための作業を行っている…というのです。
 飯山城跡のサクラの様子を撮影するため、中央橋近くの河川敷に出かけてみましたが、そこには新聞に掲載されていた通り、泥で黒くなった雪塊が累々と積み上げられ、何台もの重機が融雪のための作業を行っている状況でした。
 飯山市が千曲川を管理する国土交通省千曲川河川事務所から得た使用期限は四月末までとのこと。河川の増水などにより雪塊が流され、周辺に被害を及ぼさないため…との理由によるものですが、あれだけの雪塊。確かに増水にでもなれば危険であり、早急の対策は必要なのかもしれませんが、重機を投入しても早々と片付く量ではないことから、ここはやはり陽気が暖かくなることを頼りにするしかないのかなぁ…と思いました。

この記事は、平成 18年 4月 29日に取材・撮影したものです。
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第二十四回いいやま雪まつり
第二十四回いいやま雪まつり ( 2006. 2. 11 )
第二十四回いいやま雪まつり第二十四回いいやま雪まつり
「合唱」
飯山小学校五年生の作品
「モリッコロのとんぼ太鼓」
秋津小学校六年生の作品

 ゆきは きみへの おくりもの 第二十四回いいやま雪まつり ( 2006. 2. 11 )
 恒例の「いいやま雪まつり」(主催:飯山雪まつり市民協議会、主管:いいやま雪まつり実行委員会)が飯山市の城北グランドをメイン会場に二日間の日程で開催された。今冬、観測史上記録的な積雪を記録した飯山市では、当初、イベントの開催を危ぶむ声もあったが、実行委員会のメンバーを中心に精力的な活動を展開。二月に入ってからは、幸いにも大雪に見舞われることもなく、作業は順調に進みイベントの開催にこぎつけた。
 会場はメインステージを中心に、雪像コンテスト出品作品の公開、岳北消防本部・飯山警察署・中部電力飯山営業所による消防車・救急車・パトカー・白バイ、高所作業車の乗車体験コーナー、地元産品の販売ブースなどが設けられ賑わっていた。また、雪像づくり体験のコーナーでは、係員による雪灯籠作りの実演が行われ、雪を型枠に詰め、土台から順に作り上げていく行程を興味深く見守る家族連れの姿が見られた。
 十二日は午前十時から午後三時までで、担ぎ手たちが威勢良く御輿を担いで練り歩く「雪中御輿」や鬼島太鼓の演奏などが行われる。

 第二十四回いいやま雪まつり
 [ 開催日 ] 平成十八年二月十一日〜十二日
 [ 開催時間 ] 十一日:午前十時〜午後七時、十二日:午前十時〜午後三時
 [ 開催場所 ] 飯山市城北グランド〜市内全域
 [ 参考HP ] いいやま雪まつり公式サイト

時間帯催し物催し物の内容
 ・ 2月 11日(土・祝)
10: 00 〜 11: 00キッズ☆ステージ子供たちによるダンスの披露
10: 00 〜 15: 00はたらく車に乗ってみよう!消防車・救急車等の体験乗車
10: 00 〜 11: 00コンテスト表彰式ポスター原画・雪像の表彰式
12: 15 〜 13: 15ジャグバンドライブ---
13: 15 〜 13: 45アカペラライブ出演: unify
14: 00 〜 15: 00水木一郎 Super Live出演:アニメソングの帝王・水木一郎氏
15: 30 〜 16: 15豊井ふるさと太鼓中野市立豊井小学校五年生の演奏
16: 30 〜 17: 30同窓神本厄を迎える男女による厄払い神事
18: 00 〜 18: 30奈良澤大天狗奈良澤神社に伝わる大天狗の火の舞
 ・ 2月 12日(日)
12: 15 〜 13: 00雪中御輿---
14: 15 〜 15: 00鬼島太鼓伝統芸能・鬼島太鼓の演奏
 ・ 2月 11日(土・祝)・ 12日(日)
 ・ スノースライダー2006
 ・ ピエロショークラウン・ガッチ
 ・ 雪像づくり体験
 ・ ウォークラリー

<管理人ひとこと>
 二月に入ってからはそれほどの大雪に見舞われず、当日はなんと!青空の広がる暖かい陽気のなかで「雪まつり」イベントは開催されました。これも日ごろの関係者のみなさんのご努力の賜物かと…。
 管理人が「雪まつり」に参加するのは今回でじつは二度目。この時期流行るインフルエンザを毎年のように患い、ちょうどイベントが行われるこの連休の頃がピークだったりするのですね。なので、なかなか外出もままならなかったのですが、今年は何故か風邪も引かず、それでは…と張り切って訪ねてみたのでした。
 今回は、信濃平の「かまくら祭り」や野沢温泉村の「雪だるま祭り」、木島平村なども訪ねていましたので、「雪まつり」には午後からの参加となりました。コンテストに参加した雪像たちを見学した後、特設ステージで行われる地元アカペラグループ・ unify のライブを鑑賞。長野市内のライブハウスにもたびたび出演されているようですが、生演奏(?)を聴くのはこれが初めて。普段からしっかり練習されているのでしょうね。五人の息がピッタリ合って、それはそれは素敵なものでしたよ。次回は、ぜひ「ルパン三世」のメインテーマも演奏してもらいたいなぁと思いました。
 当日は「長野灯明まつり」も開催されるため、個人的に楽しみにしていた「奈良澤天狗の火の舞」が時間的な都合で見られませんでした(泣)。なので、来年はぜひ天狗さまの舞を見てみようと思います。

この記事は、平成 18年 2月 11日に取材・撮影したものです。
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第六回信濃平・かまくら祭り
飯山市・信濃平 第六回かまくら祭り ( 2006. 2. 11 )

 飯山市・信濃平 第六回かまくら祭り ( 2006. 2. 11 )
 飯山市寿村の信濃平観光案内所周辺を会場に第六回かまくら祭りが開催され、「宝探しゲーム」や「雪積みタワーレース」、「もちつき大会」など、雪国ならではのアトラクションを楽しむ県内外から訪れた観光客らで賑わっていた。
 黒岩山( 938m )を背景に整然と設けられた「かまくら」は全部で十三個。「レストランかまくら村」と名付けられた「かまくら」は、前日までに予約をすれば誰でも利用でき、料金は一時間千五百円。「かまくら」ひとつに七輪・練炭・網の三点セットがレンタルされる。営業時間は午前十一時半から午後八時まで。名物の「のろし鍋」も追加料金で味わうことができる。詳細は 信濃平観光協会 まで問い合わせのこと。

 レストランかまくら村
 [ 営業期間 ] 平成 18年 1月 28日 〜 平成 18年 3月 5日(雪の状況次第)
 [ 営業時間 ] 11: 30 〜 20: 00
 [ 問い合わせ ] 信濃平観光協会内かまくら係 TEL 0269-62-2225
 [ 予約受付時間 ] 9: 00 〜 17: 00
 [ 参考HP ] 信濃平 OFFICIAL ホームページ

この記事は、平成 18年 2月 11日に取材・撮影したものです。
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国道117号線飯山赤十字病院前
飯山市内における除雪作業 ( 2006. 1. 15 )

 豪雪に見舞われた飯山市内 ( 2006. 2. 5 )
 『観測史上例のない豪雪に見舞われた飯山市内…。』
 新聞・テレビ・雑誌に至るまで、決まり文句のように記されるほど、今冬の飯山市内は、過去に例のない異常な降雪に見舞われている。これは、例年より早く寒気の南下が始まったことや、その寒気が連続して日本列島を通過したため雪が降り続いたことが原因となっている。
 飯山市のホームページに資料として掲載されている「飯山市積雪深データ」(アメダス飯山観測所)によれば、昨年の十二月二十八日、十二月としては観測史上最高の積雪深となる 203cm を記録。続けて訪れた寒気に伴う降雪により一月八日には 255cm ( 市内岡山地区では 448cm )に達し、昭和十九年一月二十六日に記録した 275cm (一月の観測史上最高の積雪深)まであと二十センチに迫っていた。
 この間、市内では住民総出による除雪作業が行われたが、降り続く雪のために除排雪が間に合わず、家屋の全半壊や、屋根から転落する人たちが続出する事態へと発展していた。こうした状況のなかで、手付かずの状態となっていた高齢者の一人暮らし世帯を中心にいよいよ家屋倒壊の危険が迫ったことから、豪雪災害対策本部を設置していた飯山市は、一月六日、県に対して陸上自衛隊の派遣を要請。七日、派遣要請を受けた陸上自衛隊松本駐屯地の隊員百十三名が飯山市に入り、支援が必要な地区を中心に除排雪作業を開始し、ようやく危機を脱したのだった。
 飯山市内には、一月十五日と二月五日に訪れたが、屋根に積もった雪こそ減ったものの、その後も断続的に降り続いた雪のため、市郊外の道路脇には今も二〜三メートルの雪の壁が延々と続いている状況だ。重機を投入して道路幅などの確保に努めているが、追いつかないのが現状なのだろう。
 暦では「立春」を過ぎたものの、まだまだ予断を許さない事態が飯山市では続いている。

国道117号線飯山市常盤付近
国道 117号線・飯山市常盤付近 ( 2006. 2. 5 )

<管理人ひとこと>
冬の飯山のイベント
 これまで豪雪地帯といわれる秋田県の仙北平野などを訪ねた、ある程度の積雪は経験したことのある管理人ですが、長野市内からわずか三十キロ離れただけの飯山市内が、これだけの積雪に見舞われていることに、ただただ驚かされるばかり…。
 そのようななか、飯山市では十一日と十二日の二日間、市内城北グランドで、恒例の「いいやま雪まつり」を開催するのだそうです。連日の除排雪作業で、関係者の皆さんのほとんどが心身共に疲労されていることもあり、一時は中止も検討されたそうですが、頑張る姿を見せたい!という気持ちから、連年通り、イベントの開催を決定したそうです。
 五日、城北グランドを訪ねましたら、大勢の方々が、まだまだ一面の雪に覆われたグランドで作業に取り掛かっていました。きっとその意気込みが、訪れる人たちにも伝わると管理人は思っています。
 最後に「広報飯山」平成十八年一月号の「時の話題」に、豪雪に関わることとして飯山市長が雪国に生きる上での心構えともいうべき文章を記されていたので、ご許可を頂いているわけではありませんが引用してみたく思います。

 <略>高齢者世帯も年々増えており、特にこの豪雪では屋根雪処理、排雪など大変困っている状況でありますが、地域における助け合いの中で是非対応していただきたいと思っております。当飯山地方は雪国として昔から互助・共助の精神でお互いに助け合い支え合って生きてきました。豪雪の今冬こそ、その助け合いの精神を発揮していただき乗り切っていければと思っております。皆様方のご協力を切にお願い申し上げます。<略>

 当然といえばそれまでですが、実際、思っていてもできないのが現在の風潮ではないでしょうか。管理人の住む長野市では、都市圏や他の地方から引越しされてきた方々も大勢いて、その大半は、自宅前の雪を除雪しよう…という意識すらないような状況です。また、勝手にお隣の雪かきでもしようものなら、余計なことするな…とさえいわれてしまうほどですし…(泣)。
 飯山市長さんの言葉、多くの人たちに理解してもらいたいものです。

この記事は、平成 18年 2月 5日に取材・撮影したものです。
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富倉そば祭り富倉そば祭り
富倉新そば祭り

 富倉新そば祭り ( 2005. 11. 13 )
新そば
新そば
 恒例の「富倉新そば祭り」(主催:富倉新そば祭り実行委員会)が十三日、飯山市富倉の富倉地区活性化センター前広場(旧富倉小学校跡)で開催された。
 この地区に伝わるそばは、つなぎに「オオヤマボクチ」(山ごぼう)の繊維を使った独特なもので、そばファンの間でも評判の逸品。この日は約二百五十食分のそばを用意したが、午前七時の開始前には、県内外から訪れたそばファンの列ができ、終了時刻の午後二時を待たずして全て完売となった。

<管理人ひとこと>
 管理人が富倉に到着した午後一時頃には、すでに大勢の人たちが列を作っていまして、それは大変な騒ぎでしたが、残り三十食…のグループになんとか残り、どうにかこうにか「もりそば」(五百円)一枚にありつくことができました。地元の方にお聞きしたところ、おそばは前日に打って用意しておくこと、お祭り当日の天気次第にもよるので、多くも少なくもない、約二百五十食くらいを用意しているとのこと、朝から並ぶのは県内外のそばファンで、午前中に来れば、これほど並ばなくても大丈夫、とのことでした。「富倉新そば祭り」は、毎年十一月の第二土曜日開催ですので覚えておいてくださいね。

この記事は、平成 17年 11月 13日に取材・撮影したものです。
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 きのこ展 ( 2005. 10. 2 )
ベニテングダケ
ベニテングタケ(毒)
 秋はきのこの時期。今年の長野県内は、暖かい日が続いていることや少雨の影響もあり、きのこの生育状態はいまひとつとのことだが、秋の訪れの早い北信濃では、この時期から増え始める毒きのこの中毒から身を守るために、正しいきのこの見分け方を紹介するきのこ展が、長野県や長野県食品衛生協会などの主催で開催されている。
 今回訪ねたのは、JAみゆきのAコープみゆき野店(飯山市)とおぶせハイウェイオアシス(上高井郡小布施町)の二会場。猛毒で知られる「ベニテングタケ」(写真)や「コアラタケ」など毒きのこの実物が並び、会場を訪れた人々は、いかにも毒々しい色やカタチをした毒きのこの数々を興味深く眺めていた。
 案内によれば、特徴のある毒きのこは覚えてしまえば注意することもできるが、「ツキヨタケ」のように食用可能な「ヒラタケ」や「天然シイタケ」とよく似たものは、素人にはその見極めが難しく注意が必要とのこと。また、食中毒の多い毒きのこには「ツキヨタケ」のほか、「カキシメジ」「クサウラベニタケ」「ドクヤマドリ」といったものが多く、きのこ中毒のほとんどが家庭で発生していることから、採取したきのこに見覚えがないようであれば、食べないようにする心構えが必要とのことだった。
 会場では採れたきのこを会場に持ち込んで係員に鑑定してもらうコーナーや、根拠のない誤った迷信を紹介するコーナーもあり、鑑定コーナーでは、実際に採ったきのこを持ち込んで吟味してもらう光景が見られた。

<管理人ひとこと>
昔、ゴルフ場で見かけたあの橙色のきのこは、写真にもある猛毒の「ベニテングタケ」というものだったと知ってびっくり!毒きのこって、すぐ身近にもあるんですよね。驚きました、ほんとうに。
さて、会場では毒きのこについての「根拠のない誤った迷信」というボードがあり、ウチの親と見てきたのですが、この迷信、七十を過ぎたオフクロでも、ありゃ、違うのか、とびっくりしていました。参考までに掲載しておきますので、ちょっと確認してみてくださいね。因みにそのボードには、「毒きのこの見極めは一種類ずつ確実に覚えることが重要」と記されていました。思い込みは危険ということかもしれません。

 1.茎が縦にさけるきのこは食べられる。(×) 
 裂けないきのこには「テングダケの仲間」や「ニセクロハツ」等がある。裂ける毒きのこには「クサウラベニタケ」「カキシメジ」「ツキヨタケ」「ドクササコ」「コレラタケ」「サマツモドキ」「オオワライタケ」等がある。
 2.毒きのこは美しい色をしている。(×) 
 「毒きのこのほとんどは地味な色で、美しい原色とは限りません」
 「ベニテングタケ」のように毒々しい色をしたものもありますが、例えば「ドクツルタケ」「クサウラベニタケ」「ドクヤマドリ」「ドクササコ」などを見ると、普通のきのこと色は同じ。食用きのこでも色の美しいものがある。
 3.虫の食べているきのこは食べられる。(×)
 ヒトと虫の消化器は全く異なり、虫にとって、きのこの毒は問題にならない。
 4.毒きのこでも油で炒めれば食べられる。(×)
 強毒、弱毒のいずれも炒めて無毒化するもではない。
 5.ナスと一緒に煮れば毒が消える。(×)
 ナスには無毒化作用はない。
 6.煮汁に銀のサジを入れ、黒変しなければ毒ではない。(×)
 きのこの毒のほとんどは、アルカロイド、アミノ酸に属するもので銀を変色させる毒ではない。
 7.塩蔵(塩漬)、乾燥すれば毒きのこでも食べられる。(×)
 「ベニテングダケ」「ツキヨタケ」の毒は塩蔵・煮・焼・乾燥しても無害化しない。


この記事は、平成 17年 10月 2日に取材・撮影したものです。
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 飯山市・戸狩 満開のあじさい ( 2005. 7. 16 )
あじさい寺高源院(戸狩)
あじさい寺 高源院
 飯山市戸狩の高源院( 地図 )であじさいが見ごろを迎えている。案内によればこのあじさい、先代の住職の妻がこつこつと育ててきたもので、現在までに約六百株・一万本が花を咲かせるまでになったという。
 テレビや新聞、雑誌などに取り上げられたことで、今では「あじさい寺」の名称で戸狩地区の観光名所と知られるようになり、六月下旬から七月中旬には、県内外から大勢の観光客が訪れ賑わっている。

<管理人ひとこと> 
 いわゆる全国にある「あじさい寺」のように観光化されていないのが、ここのお寺の人気なのでしょうか。手入れを施せば、きっと見栄えもよくなるのかもしれませんが、俗化された姿をあまり住職さんは望んでいないのかもしれません。青いあじさいがとても印象的でした。

<参考>
 あじさい寺「高源院」
 当院の前身は、萬用山慈専院と称し、永仁三年( 1295年 )尾崎城主泉弥次郎源朝衡の開基にして、権少僧都慶学法院開山の真言密院であったが、応永七年( 1400年 )尾崎城主泉左近大夫重歳が開基になり、同族出の通巌雅?禅師(祥?とも)−東源寺三世(現米沢市所在)−を請して開山とし曹洞宗に改め、三嶋山興源院と称したが、後更に大永五年( 1525年 )興を高と改め、三嶋山高源院とした。

<現堂宇>
 ・ 本堂建立・享保四年 ( 1719 )
 ・ 山門建立・天保元年 ( 1830 )
 ・ 庫裡建立・明治十六年 ( 1883 )

この記事は、平成 17年 7月 16日に取材・撮影したものです。
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富倉ふるさとセンター「かじか亭」
「とみくら山菜まつり」が開催された富倉ふるさとセンター前
(旧飯山市立富倉小学校跡)

 飯山市・富倉 とみくら山菜まつり ( 2005. 5. 8 )
 飯山市富倉の富倉ふるさとセンター「かじか亭」前で八日、「とみくら山菜まつり」(主催:富倉山菜祭り実行委員会)が開催された。午前七時から始まったイベントでは、もちつき無料サービスや山菜ウルトラクイズなどが行われたほか、「揚げたて山菜天ぷら」が一皿三百円、「名物かも汁」が二百円など地元産品を使った飲食コーナーが出店し賑わった。
 「とみくら朝市」は、五月から十一月まで、毎月第二日曜日の朝七時から開かれる名物行事で、当日の朝は、近郷近在から山菜などを買い求める人たちの行列ができるほどの人気。

 富倉ふるさとセンター「かじか亭」 飯山市大字富倉 1769
 TEL 0269-67-2500 FAX 0269-67-2950
 [ 営業時間 ] 
 ・ 四月〜十月 午前十時〜午後六時
 ・ 十一月〜三月 午前十時〜午後五時
 [ 休業日 ] 毎週火曜日
 [ 宿泊 ] 定員十四名 (問い合わせ要)
 [ 参考HP ] 富倉ふるさとセンター かじか亭

<管理人ひとこと> 
「富倉そば」と「笹ずし」
富倉そばと笹ずし
 管理人が到着した時には、山菜マーケットはほとんど品切れになっておりました(笑)。午前七時からということを皆さんよく知っていらっしゃいまして、近隣からど、ど〜っとお見えになったそうです。もし山菜がお目当てなら、早朝から会場に出動しなくてはいけませんね。
 「かじか亭」で名物の「富倉そば」と「笹ずし」を頂きました。「富倉そば」は、富倉産のそば粉に「山ごぼう」(学名:オヤマボクチ」の葉の繊維をつなぎに使ったもので、普段食べなれている小麦粉のつなぎとは違い、独特な歯ざわり(ちょこっと堅い感じ)が特徴。かつおだしのそばつゆとのバランスも良く、さすが全国に知られたお蕎麦だと感心しました。また、「笹ずし」(謙信ずし)は、越後の上杉謙信が武田信玄との戦いのため川中島に向かう途中、ここ富倉を通るルートとして利用したのですが、その際に地元の人々が野戦食として兵士たちに送ったものと伝えられています。香ばしいささの葉に、二口くらいのすし飯と、当地の山菜がのった携帯御飯は、富倉の郷土料理として知られています。
 「富倉そば」(並み)は七百四十円、(大盛)は千五十円、「笹ずし」は五枚で六百三十円、「富倉そば」と「笹ずし」(二枚)のセットで千五十円です。富倉にお出かけの際には、ぜひお蕎麦と笹ずしをご堪能くださいませ。

この記事は、平成 17年 5月 8日に取材・撮影したものです。
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 第二十二回いいやま 菜の花まつり 開催! ( 2005. 5. 5 )
菜の花公園
菜の花公園
 飯山市瑞穂の「菜の花公園」で、三日から五日までの三日間、今年で二十二回目となる「いいやま 菜の花まつり」(主催:いいやま菜の花まつり実行委員会)が開催された。
 今年は、三月に降った雪の影響から開花が心配されていたが、四月以降は暖かい日が続き、タイミングを合わせるかのように、色鮮やかな黄金色の絨毯が広がった。また、期間中は快晴にも恵まれたことから県内外から大勢の見物客が訪れ、北信濃の春の風景を楽しんでいた。

 飯山市役所農林課 飯山市大字飯山 1110-1
 TEL 0269-62-3111 FAX 0269-62-6221
 [ 参考HP ] 飯山市役所ホームページ

<管理人ひとこと>
 今年は天気にも恵まれたことから、それはそれは大勢の見物客が訪れたようです。どこまでも続く青い空と残雪の関田山脈、千曲川の流れを背景に広がる黄金色に輝く菜の花の姿は、まさに日本の原風景…。きっと訪れた人たちの心のなかにこの風景が残ったことでしょうね。国道沿いに咲く菜の花も印象的でした。

この記事は、平成 17年 5月 5日に取材・撮影したものです。
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常福寺本光寺
常福寺本光寺

 【日本の原風景を歩く】 いいやま寺まちめぐり ( 2005. 5. 5 )
 飯山藩の城下町だった飯山には、「雪国の小京都」と呼ばれるほど寺が多い。市では、主だった寺を巡る遊歩道を設け、「スタンプオリエンテーリング」や「七福神めぐり」など企画し、観光客の便宜を図っている。
 「スタンプオリエンテーリング」は、市街地にある二十二の寺院を訪ねて、専用のスタンプ台紙(飯山駅前観光案内処・伝統産業会館・奥信濃 展示試作室などで販売、一枚二百円)に押しながら歩くというもの。十ヶ所以上のスタンプを集めると、達成記念として「極楽往生ハッピーパスポート」がプレゼント(飯山駅観光案内処・伝統産業会館で引換え)される。
 また「七福神めぐり」は、市内のお寺や神社を巡り、専用色紙に御朱印を頂くもの。七ヶ所・約二時間の行程。専用色紙は「スタンプオリエンテーリング」のスタンプ台紙と同じ場所で一枚六百円で購入する。そのほかに御朱印を頂くための費用として一回百円(全部で七百円)かかる。
 「スタンプオリエンテーリング」「七福神めぐり」ともに、詳しくは飯山市商工会議所( 0269-62-2162 )、または飯山駅観光案内処でご確認を。

<管理人ひとこと>
 以前から訪ねてみたかった「いいやま・寺めぐり」。今回はHPの取材も兼ねて、積んできた折り畳み自転車で十七のお寺と飯笠山神社を訪ねてみました。「菜の花公園」のイベントもありましたので、どのお寺も静かでしたが、それでも連休ということもあったのでしょうか、ニ〜三人のグループがのんびり歩いている姿を見ました。
 飯山は少し遅れて、いま、たくさんの花々が境内に咲いています。写真は常福寺と本光寺の様子です。光蓮寺では黄色の「山吹」が咲いていました。お寺ごとに季節の花々を植えて、ちょっと彩りを添えれば、また、大勢の方々が訪れてくれるかもしれませんね。

この記事は、平成 17年 5月 5日に取材・撮影したものです。
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いいやま寺まちめぐり 


 第二十二回いいやま 菜の花まつり イベント日程 ( 2005. 4. 15 )
 今年で二十二回目の「いいやま 菜の花まつり」(主催:いいやま菜の花まつり実行委員会)が五月三日(火)から五日(木)の三日間、飯山市瑞穂の「菜の花公園」で開催される。
期間中は、菜の花まつり会場と臨時駐車場の瑞穂グランド( 地図 )間でシャトルバスが運行されることになっている。駐車場では、協力金として普通車三百円、二輪車百円、バス等大型車千円が徴収される。また、会場では、地元特産品や農産物を販売する「菜の花商店街」や、地元の「菜の花さかせる会」による「菜の花迷路」、午後七時からは「菜の花公園」のライトアップなどが予定されている。主なイベントは次の通り。

時間帯催し物催し物の内容
 ・ 5月 3日(火・祝)
10: 00 〜 11: 00開会セレモニー地元東小学生によるパレード
10: 00 〜 15: 00野点(お茶席)(主催:菜の花さかせる会)
10: 00 〜 14: 00菜の花オリエンテーリング(主催:菜の花さかせる会)
11: 00 〜 12: 00
13: 00 〜 14: 00
写真撮影会
11: 00 〜 12: 30餅つき大会(主催:菜の花さかせる会)
 ・ 5月 4日(水・祝)
9: 30 〜 15: 00第四回朧月夜音楽祭
10: 00 〜 15: 00野点(お茶席)(主催:菜の花さかせる会)
 ・ 5月 5日(木・祝)
11: 00 〜 13: 00 菜の花コンサート
おとあそび at 菜の花公園
[ ma ]・美咲・カミナリグモ出演
県内TOP3のアーティストの演奏
11: 00 〜 11: 30
13: 00 〜 13: 30
北信州の
マスコットがやってくる

11: 00 〜 12: 30餅つき大会(主催:菜の花さかせる会)

 飯山市役所農林課 飯山市大字飯山 1110-1
 TEL 0269-62-3111 FAX 0269-62-6221
  飯山市ホームページ

この記事は、平成 17年 4月 15日現在ものです。
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 「飯山応援団 菜の花大使」会員募集 ( 2005. 4. 14 )
飯山応援団 菜の花大使
飯山応援団 菜の花大使
 「飯山応援団 菜の花大使」(飯山市役所経済部商工観光課)では、「飯山」が好きな人、これから好きになりたい人、興味のある人を対象とした「菜の花大使」の会員を募集している。
 会員になると、(1)ホームページ上で旬の飯山市情報が見られる、(2)メールマガジンの配信、(3)「菜の花大使」限定の特産商品の購入、(4)飯山市の農産物などを抽選でプレゼント、(5)飯山で行われる体験ツアー情報が得られる、(6)提供店や割引特典などが貰える「大使之証」の送付、などの特典がある。会員登録はインターネットで随時受付。入会金無料。

 飯山市役所経済部商工観光課 飯山市大字飯山 1110-1
 TEL 0269-62-3111 FAX 0269-62-6221
 [ 参考HP ] 飯山応援団

この記事は、平成 17年 4月 14日現在ものです。
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ふきのとう山蕗の塩漬け
ふきのとう山蕗の塩漬け

 【花の駅 千曲川】 小さな春を見つけた♪ ( 2005. 4. 10 )
 例年にない降雪に見舞われた飯山地方にも、探してみれば春の訪れを感じさせるものがそこかしこに見受けられるようになった。訪ねた「桜広場交流施設(花の駅) 千曲川」の売店には、袋にいっぱい詰め込まれた「ふきのとう」や程よく塩で漬け込んだ「山蕗(やまふき)」などがずらり並び、訪れた観光客が幾つも買い求めている姿が見られた。
 直売所などで売られる山菜や野菜などの農産物は、地元の農家が収穫し、生産者が値段を決めて販売を委託していることが多い。ここに並んだ「ふきのとう」(写真左)もおそらくそういったシステムで販売されていることだろう。ただ、こうした山菜の類はあまり値段に開きがないのが普通で、ここでの販売価格は概ね一袋三百円(約三百グラム)程度。それでも、都市部のスーパーに並ぶものの値段を考えれば、驚くくらいの安価で旬の味覚を味わうことができる。
 また、この日の人気商品である「山蕗の塩漬け」(写真右・約八百五十グラム)は一袋五百円での販売。もう「フキ」の時期?と思われてしまうかもしれないが、幾ら春といっても、ここ飯山地方では、まだまだ「フキ」の収穫は先の話。つまり、ここにあるのは、昨年収穫しておいたものということになるのだが、この「山蕗の塩漬け」は、冬の間、しっかり塩で漬け込んでおき、暖かくなる春に取り出して、この時期だけ販売されたものでもある。保存のためにやや塩分の多いが難点だが、じっくり「塩抜き」をすれば問題はない。販売コーナーには「おいしい食べ方」と記した案内が用意されている。このレシピを参考にして、ぜひ旬の味を楽しんでみよう。

<管理人ひとこと>
 ここで、売場に置いてあったその「山蕗の塩漬け」の調理方法を簡単に紹介しておきましょ。「山うど」「山蕗(ふき)」の食べ方は、先ず、三センチほどに切って(販売されているものは既にこの間隔で刻んである)一日水で「塩抜き」をする。その後に新しい水で五分ほど柔らかくなるように煮る(「山蕗」の場合は十分から二十分ほど)。最後に煮水を捨てて、さらに新しい水で「あく抜き」をします。これで完成。「キャラブキ」にするには、さらにここで「しょうゆ」「みりん」「酒」などを加え、煮汁が三割ほどになったら砂糖を入れ、煮汁がなくなれば完成とのこと。このほかにも、煮物に入れたり、油炒めにも最適とのことですよ。
 「ふきのとう」も「山蕗の塩漬け」も旬のものだから、販売期間が僅か。もし飯山を訪ねる機会がありましたら、売店で探してみてくださいね。

この記事は、平成 17年 4月 10日に取材・撮影したものです。
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木島平スキー場
国道 117号線と木島平スキー場 (花の駅 千曲川から)

 木島平スキー場にもまだ残雪が… ( 2005. 4. 10 )
 今年の飯山地方は、三月に降った雪の影響で、時期を迎えた農作業にも遅れが生じているようだ。長野地方気象台発表の三月の長野県内の天候(気象トピックス)によれば、三月の降雪量は、北部山沿いと飯山地方で、平年の十五パーセントから八十五パーセントと平年以上の積雪になったという。
 四月に入ってからは暖かい日も続き、雪の融け始めているが、それでも平地の田畑には、まだ白い雪に覆われたところがたくさんあり、冬期間、雪捨て場になった千曲川の河川敷などには、数メートルにも積み上がった雪の固まりが放置されたままになっている状況だ。
 写真は、国道 117号線沿いにある「花の駅 千曲川」から撮影した木島平スキー場(下高井郡木島平村)の様子。スキー場は先月末で今期の営業を終了したが、まだまだ雪も多く、滑走可能ではないかと思えるような姿をとどめている。

この記事は、平成 17年 4月 10日に取材・撮影したものです。
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