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季節の話題
TOPICS MATSUMOTO
2004

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季節の話題 TOPICS MATSUMOTO 2004

 このページは、管理人ひろさくが各地を訪ね拾い集めた「季節の話題」のなかから、徒然なるままに書き記したものです。特定の分野に限定せず、管理人の思いつくまま、気の向くまま、町や村の話題を取り上げていますので、関心を持たれた場所だけご覧ください。更新は不定期ですのであしからず。

 TOPICS MATSUMOTO 2004
  第四十七回まつもと市民祭 ( 2004. 11. 3 )
  マグロの解体が必見! 第十五回市場まつり ( 2004. 10. 17 )
  第十回日本そば博覧会 「信州・松本そば祭り」 ( 2004. 10. 10 )
  管理人がおススメするお店 「カフェレスト ガレージ」 ( 2004. 10. 10 )
  惜しまれつつ 入山辺温泉「霞山荘」解体 ( 2004. 9. 18 )
  管理人がおススメするお店 「とんこ」 ( 2004. 9. 4 )
  松本中劇の自己破産と存続運動 ( 2004. 8. 27 )
  松本かえるまつり 2004 ( 2004. 6. 13 )
  松本に登場した自転車タクシー ベロタクシー ( 2004. 6. 13 )
  松本市長選 前県衛生部長の菅谷 昭氏が当選 ( 2004. 3. 14 )
  地震について ( 2004. 1. 11 )
  平成十六年 松本あめ市 ( 2004. 1. 11 )
  松本市営大手町駐車場から望む 常念岳と横通岳 ( 2004. 1. 11 )
  FM長野「 Remix Sight 」見学の巻 ( 2004. 1. 1 )
  初詣で賑わう 四柱神社 ( 2004. 1. 1 )


ミス松本のパレードチャリフェスタ 2004

 第四十七回まつもと市民祭 ( 2004. 11. 3 )
 爽やかな秋晴れとなった三日、恒例の「まつもと市民祭」が市内中心部を会場に開催された。午前十時過ぎから始まったイベントでは、松本市と姉妹都市・親善都市になている北海道札幌市・神奈川県藤沢市・石川県金沢市・兵庫県姫路市から訪れたそれぞれのミスと、新しく決まったミス松本らのオープンカーによるパレードのほか、鎧武者が市内を練り歩く「国宝松本城武者行列」、「松本音頭パレード」などが行われ会場を盛り上げていた。
 また、松本パルコ前の花時計公園では、地球温暖化防止キャンペーンとして「 チャリフェスタ 2004 」が催され、今年から市内で運行が始まった「ベロタクシー」や、ヨーロッパでの「ベロタクシー」の運行状況を紹介するパネルなどを展示し、無公害の交通手段として注目されている自転車の利用促進について理解を求めていた。

<管理人ひとこと>
 ミス松本に選ばれる皆さんって、みんなお美しい方ばかりですねぇ。松本市内で行われるイベントには、必ずお一人は参加されているので、管理人もあちらこちらでかけるたびにお目にするのですが、いつもそう思っています。松本は美人の産地なのかな?

この記事は、平成 16年 11月 3日に取材・撮影したものです。 
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松本市公設地方卸売市場マグロの解体実演即売会

 マグロの解体は必見! 第十五回市場まつり ( 2004. 10. 17 )
解体中の本マグロ
 市内笹賀にある松本市公設地方卸売市場で十七日、恒例の「市場まつり」(主催:松本市公設地方卸売市場協議会)が開催された。「市場まつり」は、年に一度、市場を一般市民に公開するイベントで、今年で十五回目の開催。午前八時からのオープニングセレモニーに続き、花き・青果・水産模擬セリやマグロの解体実演、水産・農産物の即売会、無料抽選会などさまざまな催しが午後二時まで行われ賑わった。
 なかでも午前九時二十分と午前十一時から開かれたマグロの解体実演即売会には、大勢の見学者らが訪れ、大人が一抱えしてもまだ余りある「マグロ」がつぎつぎと解体される様子に見入っていた。市場管理事務所の話では、一回目の実演では重量二百キロ(頭と尾を除く)というスペイン産の「本マグロ」(写真上)が、二回目の実演では、一本が六十キロという宮城県塩釜産や千葉県銚子産の「メバチマグロ」六本が使われたそうだ。

 松本市公設地方卸売市場 松本市大字笹賀 7600-41
 TEL 0263-57-4740 FAX 0263-85-1348
  松本市大字笹賀付近 ( 1 / 75000 )
 [ イベント開催 ] 毎年十月第三日曜日頃
 [ イベント時間 ] 8: 00 〜 14: 00
 [ 松本市公設地方卸売市場 ] 
 昭和四十四年に開設された旧市場が手狭になったため、平成元年十月に松本流通団地内に移転新設された総合市場。取扱商品は、青果・水産・食肉・花きなど。中信地方における流通拠点。

<管理人ひとこと>
 松本に住んでいた時から、一度は市場の見学をしてみたい、と思っていた管理人でしたが、なかなか機会に恵まれず、ようやく今回訪ねることができました。ここで紹介した「マグロの解体」は、数あるイベントのなかでもメインに数えられるもの。ぐるりっと囲んだ見学者たちが固唾をのんで見守る姿が印象的でした(笑)。
 「市場まつり」は、松本平では年中行事ともいうべきイベント。お出かけの方へのアドバイスとすれば、当日は松本市内だけでなく、周辺の町村からも大勢の人たちが訪れますので、渋滞を避けるためにも(駐車場確保のためにも)、なるべく早めにお出かけになったほうがいいでしょう。また、会場では、「マグロの解体実演即売」のほか、業者による水産物・農産物の販売、広場では風船の無料配布、ヨーヨー釣り、金魚すくい、フリーマーケットなども行われていますので、ご家族で楽しむことができることも付け加えておきます。なお、今回紹介した「マグロの解体実演即売」については、松本市公設地方卸売市場管理事務所さまからお話を伺いました。ありがとうございました。

この記事は、平成 16年 10月 17日に取材・撮影したものです。 
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 第十回日本そば博覧会 「信州・松本そば祭り」 ( 2004. 10. 10 )
板そば
(山形県寒河江市)
 第十回日本そば博覧会「信州・松本そば祭り」が八日〜十一日の四日間、松本城公園を中心に開催された。九日は、台風二十二号の影響でイベントそのものが中止となったが、期間中、約三十五万人が会場を訪れ、出店した全国各地のそばブースの前には、終日、長い行列ができる賑わいとなった。
 会場で配布された市民タイムス(松本)の特別号によれば、「日本そば博覧会」は、平成四年、富山県栃波郡利賀村で開かれた「世界そば博覧会」が始まりで、このイベントに参加した自治体が翌年、ソバの生産や流通、食文化を通じて、過疎化の進むソバの主産地である山村地域の振興と活性化を図ることを目的に「全国麺類文化地域間交流推進協議会」(全麺協)を設立。平成六年、「第一回日本新そばまつり in 会津」を福島県耶麻郡山都町で開き、以降、福島・福井・北海道・茨城・広島・栃木など一道五県で開催された実績があるとのことであった。
 今回、十回目の開催となった松本会場には、地元・長野を中心に、北は北海道から、南は兵庫県までの三十店が参加。松本市立博物館では、信州そばのルーツや文化に関する資料を展示する「信州そばPR館」が、四柱神社では、全麺協素人そば打ち段位認定大会などのイベントが行われた。(写真は、山形県寒河江市から出店した寒河江そば工房の「板そば」)

<管理人ひとこと>
 九日の土曜日に訪ねる予定だった「そば祭り」。残念ながら台風接近!というニュースと、台風による影響でイベントが中止となったという知らせを受けて、翌日夕方、どうにか合間を縫ってこのイベントに参加してみました。台風一過となった十日は、朝から大勢のそばファンが詰め掛けたこともあり、管理人が訪ねた夕方には、ほとんどのお店が品切れという状況でした。訪ねた山形県寒河江市の「板そば」(六百円)ブースも長い行列となっていて、品切れ寸前でどうにかゲット!コシのあるおいしいおソバを頂きました。

この記事は、平成 16年 10月 10日に取材・撮影したものです。 
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 管理人がおススメするお店 「カフェレスト ガレージ」 ( 2004. 10. 10 )
絶品♪「トマトソース」
  松本市浅間温泉にある「カフェレスト ガレージ」。最近では、地元の放送局などでも取り上げられることも増え、ヒソカに若者たちにも注目されているスポットとなっている。このお店のメニューは、管理人もスタッフとしてお手伝いした「 はなびへび 」イベントの企画者のひとりでもある若林ミワさんが描かれたもの。独特な絵柄はこの店を訪れる女性客にも好評だ。
 吹き抜けの店内は、明るさを保った木目調に統一。テーブルや椅子は、北安曇郡池田町で木工創作に励まれている荒川文雄さんによる手作りの作品だという。落ち着きのある店内の装飾品を眺めつつ、席につけば、聴こえてくるのはFM横浜のお洒落な洋楽…。派手さはないが、田舎らしくもない、松本にいながら何処か違った街角に佇むような錯覚に陥るような趣きがそこにはある。
 今回、パスタ好きの管理人がオーダーしたのは、トマトソースがたっぷりのスパゲティーと、「マイルド」「ビター」の二つのカップが一度に出てくるエスプレッソ。オリジナルの人気メニューも幾つか用意されているので、先ずはカワイイ絵柄が散りばめられたメニューを見ながら選んでほしい。

 カフェレスト ガレージ 松本市浅間温泉 1-14-20
 TEL 0263-46-7585
  http://www.garage.biz-web.jp/GMcafe.htm
  松本市浅間温泉一丁目付近 ( 1 / 21000 )
 [ 営業時間 ] 9: 00 〜 22: 00

<管理人ひとこと>
 なかなか場所がわからず、地図を片手にうろうろしてしまうくらい閑静な住宅街にあるお店。「ぽこっ」とした空間は、隠れ家のような趣きも漂っています。お店のスタッフのみなさんもとても親切。席は喫煙・禁煙席のどちらかが選べる配慮もされていますよ。今後も、若林さんのメニューを楽しみに、そして、まだまだ奥の深い、このお店のメニューを楽しんでみようと、じつはヒソカに思ってたりしてます(笑)。

この記事は、平成 16年 10月 10日に取材・撮影したものです。 
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解体される前の入山辺温泉「霞山荘」

 惜しまれつつ 入山辺温泉「霞山荘」解体 ( 2004. 9. 18 )
 市内入山辺にある「霞山荘」が老朽化のため取り壊しとなったそうだ。
 十八日付の市民タイムスの記事によれば、古くからの湯治場だった入山辺に、片倉製糸紡績(現在の片倉工業)が旅館を建設。後に時の製糸王で同社社長だった今井五介が訪れ、この湯の効能に感動し、別荘兼保養所を建設。「霞山荘」と名付け利用したのがこの旅館の始まりだったようだ。
 戦後は皇室のご利用もあり、県内外に知られる旅館となったが、山間地に湧く温泉を訪れる湯治客は徐々に減少し、平成九年に閉館。今回、建物の老朽化が進み、維持にも費用がかかることから解体となった。

<管理人ひとこと>
 写真は平成十一年十二月に撮影したもので、何気に撮った写真の一枚に、この「霞山荘」が写っていました。新聞記事によれば、昭和初期の木造建築物としては極めて貴重なものだったようですが、引き取り手が見つからず、やむなく解体に至った…とのことでした。

この記事にある写真は、平成 11年 12月 23日に撮影しました。 
また記事については、平成 16年 10月 30日にUPしました。 
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とんかつ屋さん「とんこ」 (松本市桐)

 管理人がおススメするお店 「とんこ」 ( 2004. 9. 4 )
絶品♪「とんこ定食」
 管理人ひろさくが転勤のため松本に勤務していた三年前までお世話になっていたのが、コマツプラザ(松本市桐)にある、とんかつ屋さんの「とんこ」。
 ご夫婦二人で経営しているこのお店のおススメは、信州産の豚肉にこだわったヒレカツ二枚&大きなエビフライ&カニクリームコロッケ&ご飯とお味噌汁はおかわりOKというとんかつ定食「とんこ」。料金は 1,650円で、サラリーマンや、近くにある信州大学の学生さん、職員さんたちに人気があるとか。管理人的にもまさに絶品と評したいボリューム満点のメニューだ。
 お座敷もあるのでグループでもOK。機会があれば、ぜひ訪ねてほしい管理人おススメのとんかつ屋さんだ。

 美味遊食「とんこ」 松本市桐 1-2-35 コマツプラザ内
 TEL 0263--34-8215
  松本市桐一丁目付近 ( 1 / 8000 )

<管理人ひとこと>
 松本で有名なとんかつ屋さんといえば、JR南松本駅近くの「めぐろ」と、ここ「とんこ」。以前から「とんこ」についてはホームページで紹介したいと思っていたのですが、なかなか立ち寄る機会がなく、ようやく実現できた次第。お昼は午後二時までで、後は夜の営業となりますが、地酒も用意されているので、ちょっとした宴会もできますよ。ぜひ訪ねてみてくださいね。

この記事は、平成 16年 9月 4日に取材・撮影したものです。 
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 松本中劇の自己破産と存続運動 ( 2004. 8. 27 )
 二十七日、二月に破産した松本中劇の存続運動を展開している市民グループが菅谷松本市長を訪れ支援を求めた。市内ナワテ通りにあった松本中劇は、昭和二十年の開業。松本市民憩いの場として親しまれてきたが、昨今の映画離れによる入場者数の減少が続くなかで負債を抱える結果となり、今年二月に閉館した。すでに第一回目の債権者集会が開かれており、市民団体による再生のほか、十階建てのマンション計画などが提示されている。
 自己破産の選択は、すでに経営者には経営を続行する意思がないことを指す。破産管財人としては、債権者に対して、相応の配当をもっての処分を考えて今後の方針を決定することとなる。
 個人的には、レトロな趣きを残す劇場の存続を願いたいところだが、現実は簡単ではない。自己破産の場合、債務を処理するだけの資金がどれだけ用意できるかが課題となるからだ。報道されているように、松本市に協力を要請することもひとつの方法かもしれないが、市が中劇の資産を買い取るには、市長が語るように「市民の総意」が必要となる。市税の投入先が目的・地域に偏ることとになるため、他地域の住民からの反発を招くことになりかねないためだが、これに対抗できるだけの意見を市民から聞くことが、再生に向けてのハードルになる。これについては、長野市が旧ダイエー長野店を買い取る時の状況が参考になるかもしれない。第二のハードルは、具体的な経営計画が提示されることだ。ひとくちに経営計画といっても、そうそう簡単にできるものではない。専門家への依頼も含め、市場調査や運営の係わる経費等の算出、相応の財務知識が求められる。
 九月には、ある程度の方向が決定されるというこの問題。何らかの妥協案も視野に入れた検討が急がれる。


平成十六年「松本かえるまつり」平成十六年「松本かえるまつり」
 松本かえるまつり 2004 (ナワテ通り)

 松本かえるまつり 2004
 今年で三回目となる「松本かえるまつり」が、六月十二・十三日に市内中心部の「ナワテ通り」で開催された。十二日(土)はあいにくの雨模様となったが、翌十三日は青空が広がり、大勢の家族連れで終日賑わった。この日は、かえるの学校・かえる座の「紙芝居公演」やかえる作家たちが集合して、とっておきのカエルグッズを即売する「かえる市場」、地元ミュージシャンらによるライブ、テレビで活躍中の山口ともさんらによる Ticobo のコンサートが行われた。この「松本かえるまつり」、イベントが開かれるたびに口コミで広まっているとのことで、「カエルファン」を中心に全国的に注目される松本の「イベント」となっている。

 主催:ナワテ通り商業協同組合
 公式HP: http://www.nawate.net/kaeru/
 かえるまつり事務局:長野県松本市大手 4-1 ナワテ通りふるさと内

 <参考> 「かえる市場」に出店した「かえる作家」の皆さん
 ・ jumpingfrog 【大阪】 http://www.jumpingfrog.jp
 ・ 粘土雑貨 meeman 【新潟】 http://meeman.fc2web.com/
 ・ 瑠璃房「がらすけ」 【東京】 
 ・ かえる屋ケロリン堂 【東京】 http://kkd.ne.jp/
 ・ 塚田信子 【長野】
 ・ ヤマサショップ 【岡山】 http://www.yamasashop.jp/asp/index.asp
 ・ 狼森(おいのもり) 【長野】 http://www.oinomori.co.jp/
 ・ 松島直美 【京都】
 ・ ふしぎこうぼう 【愛知】
 ・ Cave 【東京】 http://www.cave-frog.com/
 ・ 大岩プロセス 【岐阜】

この記事は、平成 16年 6月 13日に取材・撮影したものです。 
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 松本に登場した自転車タクシー「ベロタクシー」
ベロタクシー
ベロタクシー
 今年の四月十一日から市内中心部で、屋根付き三輪自転車を使った「ベロタクシー」の運行(NPO法人・人にやさしい街づくり推進協会)が始まった。「ベロ」とはラテン語で「自転車」を意味する言葉で、発祥地はドイツ。後部に乗客を乗せて走る姿は、まさに現代版「人力車」そのもので、ゆっくり進む自転車から眺める街の風景には観光客の評判も上々だという。この「ベロタクシー」のもうひとつの顔は、排ガスなしの、環境に優しい乗り物ということ。すでに東京や大阪、沖縄などでも運行が始まっており、新たな移動手段として取り入れを検討している観光地も多いようだ。
 現在、運行されているルートは、「松本城西」と中央一丁目「花時計公園」の間を結ぶもので、ルートによって異なるが、全部で六つの停留所が設けられている。料金は、一区間百円、最大で五百円。観光地を巡る運行ルートを一周するコースは千円。運行時間は、午前十時から日没まで(水曜日休み)。

<管理人ひとこと>
 いつも思うことですが、こうした発想はなかなか同じ県内でも、長野市では思い浮かばないものでして、さすが!松本、と思いました。見どころが点在する松本のような場所では、むしろ自転車での移動のほうが楽チンでして、管理人もたびたび車に折りたたみの自転車を積んでは市内を走り回っています。ただ、全てが万全というわけではなく、早急に改善を要することは、路上駐車対策かもしれません。横幅のある「ベロタクシー」にとって、路上駐車は、厄介極まりないシロモノ。運行に支障が出ないように、道路事情の改善も必要かなぁと思いました。

この記事は、平成 16年 6月 13日に取材・撮影したものです。 
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 松本市長選 前県衛生部長の菅谷 昭氏が当選 ( 2004. 3. 14 )
 松本市長選が行われ、新人で前県衛生部長の菅谷 昭氏が初当選した。四選を目指した有賀 正氏との差は約 9700 票。閉塞感のある市政に対して、市民の期待票が新人の菅谷氏に流れたものと思われる。


 地震について
 「松本あめ市」から戻り自宅でラジオを聴いていたら、午後四時過ぎ、東筑摩郡明科町を震源地とする震度4の地震が発生したというニュースが流れた。被害はなかったようだが、たびたび起こる地震についてどうも気になるのでコメントを。
 というのも、安曇平・松本平を縦断する「糸魚川ー静岡構造線」の断層で起きる大地震(震度6以上)の可能性は、ほかの県内に点在する断層帯よりもかなり確率の高いもの、と以前聞いたことがあるからだ。二年前くらいには、池田町や生坂村周辺で小規模な地震が多発、その前が北安曇郡美麻村周辺、そして今回の明科町を震源地とする地震…。どの程度の周期で起きているのかはわからないが、個人的な感覚で記すなら、およそ二年起きくらいに震源地が南下しているように思うのだがどうなのだろうか。
 生坂村〜明科町間の距離からすれば、豊科町あたりが二年以内、松本市でその二年後くらいに地震の発生場所が移動すると予測される、素人の考えだが。松本市には「牛伏断層」という断層帯が東山にあり、その動向に注目している関係者も多い。市民も同じだ。震源地が、もし、豊科町東部などに移るようなことがあれば、その「牛伏断層」への影響も大きくなる。無用な思い込みに過ぎればよいのだが…。

地震に関する詳しいデータは 長野県公式ホームページ をご覧ください。 


平成十六年松本あめ市
本町通りで行われる名物の「塩取り綱引き合戦」

 平成十六年 松本あめ市
 戦国時代、甲斐の武田信玄は、今川・北条氏と敵対したことにより、それまで頼っていた太平洋産の塩(南塩)を入手できなくなり、甲斐・信州の領民は塩のない生活を強いられることとなった。この話を聞いた、かつて川中島で争った越後の上杉謙信は、領民を救うために、日本海産の塩(北塩)を送ること(『敵に塩を送る』という故事はここからできたという)を命じ、いわゆる「塩の道」(大町・池田・豊科)を通って運ばれたのが市の始まりといわれる。明治時代になってからは、政府による塩の統制が始まったため、全国でも有数の生産を誇っていた「アメ」を売ることとし、名前も「塩市」から「あめ市」とかえて、江戸時代から続く伝統行事を受け継ぐこととなった。
 その「あめ市」のイチバンの見どころは、午後一時半から市内中心部の本町通りで行われる「塩取り綱引き合戦」。武田軍・上杉軍に分かれて行われる三本勝負の綱引き合戦は、このイベントのメインにもなっている。
 この日の勝負は、連勝を続ける上杉軍と「今年こそは!」と闘志みなぎる武田軍との激戦となり、一回目は武田軍の余裕の勝利。二回戦は上杉軍の勝利。決勝となる三回戦目は、最初、武田軍の優勢かと思われたのもつかの間、上杉軍の巻き返しにより武田軍は「ずるずる」と引きずられる結果に…。
 連敗続きの武田軍。来年の活躍に期待したい。

この記事は、平成 16年 1月 11日に取材・撮影したものです。 
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常念岳と横通岳
常念岳(正面)と横通岳 (市営大手町駐車場屋上)

 松本市営大手町駐車場から望む 常念岳と横通岳
 常々、松本市内から望む常念岳は素晴らしい…と記しているのだが、この日の常念岳も、まさに圧巻!ともいえる姿を魅(見)せてくれていたので、早速、バックからカメラを取り出し撮影してみたのが、上の一枚。
 この日の松本は、移動性高気圧に覆われ、雲ひとつない快晴になったものの、最低気温は氷点下五度、日中でも五度と、じつに寒い一日だった。しかし!そうはいっても、このような晴れ晴れとした天気を好むのは誰もがいっしょ。「寒さを我慢すれば、長野より松本のほうがずっと住みやすいかも…」という仲間の言葉に、思わず頷きたくなる管理人だった。

 【お知らせ】 登山レポート「常念岳から蝶ヶ岳へ」公開中! 詳細は こちら から。 
この記事は、平成 16年 1月 11日に取材したものです。 
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FM長野「 Remix Sight 」
FM長野「 Remix Sight 」( 出演は YAMA-SHOWS )

 FM長野「 Remix Sight 」見学の巻
 FM長野が放送する夕方の生ワイド番組「 Remix Sight 」(リミックスサイト)。日替わりに担当する四組のパーソナリティが、午後四時から三時間にわたって天気・交通情報のほか、県内で行われるイベント案内、聴取者から寄せられたリクエストなどに応えるFM長野の人気番組のひとつでもある。
 ところが…、管理人のように平日は仕事中というモノには、番組の存在は知っていても、実際に聴けることは少なく、せいぜいハッピーマンディーとなった時の月曜日か、祝日の時くらいしかない、聴きたくても聴けないという「マボロシ」の番組であったりする(泣)。
 今年は、たまたま元旦が木曜日になり、ウチにいても「明けましておめでとう!」番組ばかりで飽き飽きしていたことから、この機会にぜひ放送現場を覗いてみようと、遥々、長野から訪ねてみた。この日の担当は、松本を中心に活躍するミュージシャンの YAMA-SHOWS (ヤマショウズ)。
 松本市本庄にあるFM長野の本社スタジオは、通りから放送現場が見学できる、いわゆるオープンスタジオタイプ。おしゃべりするパーソナリティの姿はもちろんのこと、裏方として番組を支えているスタッフの現場も見学可能だ。
 直接、パーソナリティとは会話をすることはできないが、テーブルの上にあるメール専用のパソコンで、常時チェックしているので、携帯電話からメールを送れば、相手に届く仕組みにもなっている。もし、平日に松本を訪ねる機会があったら、JR松本駅からも近いので訪ねてみてはいかが…☆

この記事に使用している写真は、平成 16年 1月 1日に撮影したものです。 
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 初詣で賑わう 四柱神社
 今年は、どこの神社仏閣ともに初詣で賑わったようだ。長野市に住む管理人が出かける場所といえば、やはり善光寺。しかし、元旦やその翌日は、境内裏手にある駐車場がいっぱいになってしまい、周辺の道路も大渋滞となるため、最近は少し遅れて初詣に出かけるようにしている。
 そこで、信心深い(?)管理人が正月の恒例行事として訪れるようになったのが、松本市縄手通りにある「四柱神社」(よはしらじんじゃ)なのだ。ここで、「破魔矢」を買って、ふたたび長野へと帰っていく…。
 ところが、今年は元旦に初詣に行ってしまったこともあり、現場ではご覧のような混雑振りと遭遇(泣)。この行列、境内から手前へ、さらに右側に折れて、縄手通りの中ほどまで「ずら〜り」続き、本殿にたどり着くまでには三十分はかかるのでないか…という凄まじさであった。後で地元に住む友人にこの話をすると、「四柱神社は町のなかにあるし、駅からも近いから、初詣先ならイチバン人気じゃないっすかね」とのことだった。「四柱神社」で初詣。よく覚えておこう。

この記事は、平成 16年 1月 1日に取材・撮影したものです。 
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